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バッジをつけるのがSDGsではない





1. エシカル・SDGsとは

皆さんはエシカルファッションという言葉を聞いたことはありますか?

近年SDGsやエシカルなどの言葉を耳にする機会が増えました。

しかし本当の意味を世間がちゃんと理解しておらず、SDGsもエシカルも環境問題ばかりに焦点があたっている気がします。

もちろん環境問題は持続可能な開発においてキーですが他にも大切なこと、そして課題は山積みです。

元々エシカルとは倫理的なや道徳的なという意味を持ちます。

つまり世界中の一人一人が倫理的かつ道徳的に自身の生活や消費について考え生きていく事がこれからの世界には必要なのです。




SDGsも環境問題だけでなくこれらの17つの目標があるのです。


1, 貧困をなくそう
2, 飢餓をゼロに
3, すべての人に健康と福祉を
4, 質の高い教育をみんなに
5, ジェンダー平等を実現しよう
6, 安全な水とトイレを世界中に
7, エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8, 働きがいも経済成長も
9, 産業と技術革新の基盤を作ろう
10, 人や国の不平等をなくそう
11, 住み続けられるまちづくりを
12, つくる責任、つかう責任
13, 気候変動に具体的な対策を
14, 海の豊かさを守ろう
15, 陸の豊かさも守ろう
16, 平和と公正をすべての人に
17, パートナーシップで目標を達成しよう

2. アパレル産業の課題

人々にとってアパレルは、「衣・食・住」と言われるほど大切なものです。

しかし人々は住まいを検討する時はじっくりと検討しますが、衣服や食事を選ぶのは身近かつ高頻度すぎて、あまりじっくりと考える機会はありません

実はアパレル業界の現状は全くエシカルではありません

近年のファストファッションの台頭、そして情報化社会(SNSなど)で ・人々のファッションへの年間支出額の低下 ・トレンド転換の加速化 が起こりました。

その結果アパレル産業は石油産業についで二番目に環境を汚染している産業となり、世界中で約3000億着ものアパレルが毎年破棄されています。 さらに問題は破棄だけでなく奴隷労働などの労働環境までも波及しています。

本当に早急な改善が必要なのです。


3.これから消費者に求められること

これらの現状はアパレル事業者の責任が大きいですが、消費者の責任でもあるのです。

消費者が低価格・トレンドのものを求めるとアパレル企業は利益になるのでそれを提供します。

つまりその逆で消費者が購入時にバックグラウンドチェックした上でエシカルな商品を選ぶようになれば、企業もそのような商品を提供するようになるのです。

表面上は同じに見えるような物をより高いお金を出して購入するのは簡単ではありません。 しかし安いという事はどこかで犠牲があります。

皆んなが買っているからいいではなく、一人一人が問題意識を持ち、安さやトレンドだけでなく、そのような裏側まで確認して購入するようになれば少しづつ風向きは変わるはずです。

完全に全ての服でそういった物を選ぶのは難しくても、まずは一着エシカルなアパレルを手にとってみてください


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